名古屋でがんばる中京銀行

中京銀行とライバル銀行たちの関係

中京銀行のライバルは、地元である愛知県名古屋市に本拠地を置く「名古屋銀行」が挙げられます。でも名古屋銀行とは三菱東京UFJ銀行つながりで「同族」でもあるのです。実は中京銀行と名古屋銀行は、それぞれが三菱東京UFJ銀行に株式を保有されているという兄弟関係でもあります。特に中京銀行はその株式の40%を三菱東京UFJ銀行に保有されていますので、兄弟というよりは「親子関係」とも言えるぐらい、濃いつながりがあると言えます。

むしろ、中京銀行のライバルを挙げるとすれば、親である三菱東京UFJ銀行とのライバルでもある、みずほ銀行や三井住友銀行がライバルです。これらの2行は、中京地域の経済の中心ともいえる名古屋市内を中心に本格的に本支店を展開していて、中京銀行をはじめとする地場銀行と激しい顧客獲得競争を繰り広げているのです。

そして岐阜県から越境する形でやってきているのが、岐阜市に本拠地を置く十六銀行です。十六銀行では地元銀行であった岐阜銀行の合併などを進めて資産力を強化し、岐阜市内や東濃地方ではほぼ敵なしの状況になり、さらなる顧客獲得のために名古屋市内などの愛知県中心部への進出を図ってきたのです。ましてや十六銀行は名古屋銀行との提携を進めるなど、中京銀行にとっては強力なライバルとして立ち向かうようになってきたのです。

今後もライバル銀行との競争は激化すると思われますが、特に名古屋銀行と十六銀行とのライバル関係は緊張感を持って続くでしょう。ATMの利便性向上などを図り、新規顧客の獲得を図ることが、中京銀行にとって必要なライバル対策となるでしょう。