中京圏の大手銀行である名古屋銀行

名古屋銀行の変遷

名古屋銀行は、昭和24年にできた共和無尽株式会社がルーツとなっている金融機関で、当初は愛知県岡崎市に本拠地を置いていましたが、現在は愛知県名古屋市に本拠地を移転している地方銀行の1つです。また、いわゆる第二地方銀行と呼ばれる銀行の1つです。

主に愛知県を商圏として営業していますが、愛知県と言えば中京地区の政治経済の中心地であり、名古屋銀行以外にも三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行などのメガバンクをはじめ、多くの金融機関が基幹となる支店や営業所を構え、顧客の獲得に励んでいる場所です。このような場所で名古屋銀行は様々な取り組みを行って、顧客獲得競争に遅れまいと頑張っている次第です。

ですが、第二地方銀行の資産力には限界があります。そこで名古屋銀行では他の銀行と提携することで活路を見いだそうとしました。特に最近では平成12年に岐阜県岐阜市に本拠地を置く十六銀行との業務提携を行い、互いのエリアに置いていた店舗の譲り合いを行うなどして、商圏の整理と顧客の譲り合いを行うようになりました。銀行同士が店舗や商圏を譲り合うようなケースはなかなか珍しいものです。

また、三井住友銀行の資本参加を受けるなど、都市銀行との提携によって資産力を強化し、住宅ローン商品などの拡充を図り、顧客の獲得を目指す路線も次第に定着してきました。今後も中京圏ではさまざまな顧客獲得競争が起こり得ると思いますが、名古屋銀行は確実にポジションをキープして堅実な経営を行っていくことでしょう。